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開催直前!【舞台フラメンコ~私の地 アンダルシア】稽古場レポート

公演を1週間後に控え、ファン・デ・ファンが来日。稽古場を取材した。

ファン・デ・ファン(以下、ファン)が来日公演を行うのは2013年以来6年ぶり。今回は、由緒あるスペインのフラメンコ国際コンクール、第23回「アニージ ャ・ラ・ヒターナ・デ・ロンダ」で日本人男性舞踊手として初優勝を果たした盟友SIROCOとの共演。
ファンは取材日前日の11月1日(金)に来日。到着後に早速、大好きな寿司を食べて英気を養ったそうだが、時差ボケもあり、昨晩はほとんど眠れなかったという。しかし、今回にかける意気込みは相当なもので、側から見ていても非常にモチベーションが高い。

この日はファンによる、バイレ(群舞)5名の演技指導。事前に練習してきたものを、一通り踊った後に、修正を加えていく。日本人ダンサーのレベルの高さに満足感を示しつつも、完璧主義者のファンらしく、口でメロディとリズムを刻みつつ、細部に渡るまで細かい指導を行う(本公演で彼は音楽監修も務めている)。
素人目にもステップが非常に難しいのだが、そのステップが極まると確かに心地良い。納得いくものができた際に「¡Ese!(それだ!)」とそれぞれに声をかけているのが印象的だった。ファンがソロを踊る場面はなかったものの、演技指導で見せる、複雑かつ、力強くも、正確なステップは、それだけとっても、嘆息ものの素晴らしさ。本番に期待感を抱かせつつこの日のリハーサルは終了した。
カンテ(歌)、ギター、パーカッションといったフラメンコに欠かせない各パートを務めるスペイン人の来日も まもなく。スペイン×日本による一流アーティスト総勢14 名で紡ぐ「舞台フラメンコ~私の地 アンダルシ ア」。ぜひ、ご期待ください。

ファン・デ・ファンからの動画メッセージも到着→https://youtu.be/MDdpgTXp_us

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