出演者

メインバイレ(踊り)

JUAN DE JUAN(ファン・デ・ファン)

1979年セビージャ生まれ。マノロ・マリン、フアン・ラミレス、マノレテ、アントニオ・カナーレス等の舞踊家に師事。16歳でアントニオ・カナーレス舞踊団に参加し数々の作品に出演。2004年、自身の舞踊団を結成。アメリカ大都市で公演を行い、NYタイムズ紙で高い評価を得る。2008年以降はフラメンコ舞踊とジャズ、ヒップホップ、ラップ、ファンク等の文化・現代音楽とを融合させた革新的な作品を立て続けに発表。ラッパー、ジュニア・ミゲスと共演した作品『ア・ロ・カバル』では声と踊りのみという、フラメンコの原点に回帰したシンプルな舞台を演出。これらを経て、現代フラメンコ界を代表する一人としての地位を確立させた。

© Shinobu ANZAI

SIROCO(シロコ)

1982年京都生まれ。2002年カルロス・サウラの映画「フラメンコ」の一幕で、ホアキン・コルテスを観て衝撃を受け、フラメンコを始める。その後スペインへ留学をし、フラメンコ界のトップアーティスト“皇帝”ファルキートに7年間師事。2011年日本フラメンコ協会 新人公演にて奨励賞を受賞。2017年に、スペインロンダ県で開催されている国際コンクール「第23回アニージャ・ラ・ヒターナ・デ・ロンダ」にて日本人男性舞踊手として初の優勝を果たす。
2018年7月にドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット)に登場。芸名であるSIROCOはスペイン語で熱風を意味する。

スペシャルゲスト カンテ(歌)

JOSÉ VALENCIA(ホセ・バレンシア)

1975年バルセロナ生まれのカンタオール(歌手)。6歳でマイレーナカンテコンクールのファイナリストになり、11歳ではセビージャのペーニャ連合のコンクールで優勝。その後の活躍は目覚ましく、アントニオ・カナーレス、ファルキート、マヌエラ・カラスコ、エバ・ジェルバブエナ等の一流舞踊手のバックで経験を積み、現在、カンテ界のエースとして君臨する。

SIMÓN ROMÁN (シモン・ロマン)

現代のフラメンコ界で最も重要な若手歌手の一人。ホセ・マジャ、クリスティーナ・オヨス、ファルキートーなどと共演を果たしている。フラメンコ・フェスティバルやイベントでは常連のソリストで、2007年からはトマティート・セクステットの一員としてヨーロッパを股にかけた活動を行っている。

MARA REY(マラ・レイ)

1979年マドリード生まれのシンガーソングライター。幼少期より、アメリカ大陸、特にメキシコでの活動を中心にキャリアをスタート。ベジャス・アルテスやコバ・ルビアといった劇場でツアーを行う。今までにマヌエラ・カラスコ、ファルーコ、ミゲル・ポベーダ、アントニオ ・エル・ピパ、ドゥケンデ、アントニオ・カナレスといった偉大なアーティストたちと共演している。

スペシャルゲスト ギター

EL PERLA (エル・ペルラ)

セビージャ出身のギタリスト。幼少期から才能の一端を垣間見せ、わずか15歳で伝説的な男性歌手アントニオ・ヌニェスに帯同し、フェルナンダとベルナルダのウトレーラ姉妹やラ・パケーラ・デ・ヘレスといった大物との共演も果たす。ファルキートと共演した「アル・アンダルス」の評判をきっかけに、作品「ロス・ファルコス」の制作に取り掛かり、アメリカでのソロギターツアーを実現させた。その流麗な演奏はニーニョ・リカルドとディエゴ・デル・ガストールの教えに強い影響を受けている。

ギター

徳永健太郎

2007年 中学卒業後、スペインへ渡りセビージャのクリスティーナ・へレン・フラメンコ音楽学院に入学。2009年日本フラメンコ協会新人公演奨励賞受賞、2010年スペインにて「若手フラメンココンクール」準優勝。12月スペインのロぺ・デ・ベガ劇場にて「Ⅵ Gala Flamenca」に出演し「今最も期待されるギタリスト」に選ばれヘラルド・ヌニェスより表彰される。現在は国内外の多くのフェスティバルやコンサートに出演、そしてフラメンコギターデュオ『徳永兄弟』としても活動し、今までにアルバムを3枚リリースしている。
https://www.tokunagaduo.com/

バイオリン&ピアノ

森川拓哉

早稲田大学卒業後、バークリー音楽大学に留学。フラメンコ、ジャズを中心に民俗音楽、中世音楽、御詠歌、エレクトロニカ、即興と様々なジャンル、楽器の演奏家との共演を重ね、数々の舞踊公演に音楽監督、演奏家として参加し自らも舞踊作品をプロデュース。現在は弦楽器や即興演奏、民俗音楽への造詣と独特の和声感覚を活かした作編曲を評価され演奏家のプロデュースやテレビ番組の音楽担当を多数務めている。

パーカッション

JOSE CARRASCO (ホセ・カラスコ)

1978年セビージャ生まれ。
フラメンコの女王「マヌエラ・カラスコ」を母に持ち、幼い頃から数多くの舞台を経験。
現在はセビージャを中心にパーカッショニストとして数多くのアーティストと共演、精力的に活動している。

*当初出演予定でしたMOISES HEREDIA(モイセス・エレディア)がJOSE CARRASCO(ホセ・カラスコ)に変更になりました。
変更に伴うチケットの払い戻しは行いませんのでご了承ください。

バイレ(群舞)

影山奈緒子

佐藤桂子、AMI、森田志保他に師事。アンヘリータ・バルガス、コンチャ・バルガス、ファラオナ、ミゲル・アンヘル・エレディアなど多数のアーティストに教えを受け、特にプーロ・フラメンコに感銘を受け傾倒する。2002年7月 日本フラメンコ協会第11回新人公演にてバイレ・ソロ部門奨励賞受賞。現在は自身の教室estudio CUNAを主宰、そしてシンガポールでのワークショップ開催、都内および全国のタブラオや舞台等での舞踊活動など多方面に活動している。

奥野裕貴子

マヌエラ・カラスコ、フアナ・アマジャ、ファミリア・ファルーコらに師事。2005年第3回CAFフラメンココンクールにて奨励賞受賞。2009年日本フラメンコ協会第18回新人公演にて、奨励賞を受賞。2013年にはスペイン、モロン・デ・ラ・フロンテーラの老舗ペーニャ“エル・ガジョ”で日本人初の公演、好評を得る。現在、関西を中心に全国的に教授、ライブ活動を行う。

松 彩果

スペインへのフラメンコ留学を幾度経験。2007年 横浜の関内にて『エストゥディオ・カンデーラ』をオープン。2008年 日本フラメンコ協会第17回新人公演において奨励賞受賞。全日本フラメンココンクール 2位。2019年 Concurso Internacional de Baile「Flamenco Puro」”Figura ”部門”、Profesional Solista ”部門ファイナリスト。

平山奈穂

2017年第9回CAFフラメンコ・コンクール優勝。同年「日本フラメンコ協会主催フラメンコルネサンス新人公演」バイレソロ部門にて奨励賞を受賞。2018年初ソロリサイタルを福岡アクロス円形ホールにて開催。2019年セビージャFlamenqueriaにて萩原淳子氏、大井昌子氏と共にタブラオライブを開催。ミゲル・ペレス、クリスティーナ・トバルと共演。地元福岡での講師活動を中心に東京、大阪にもライブ出演のため精力的に活動中。

大塚 歩

2011年CAFフラメンココンクールにて奨励賞受賞。2018年日本フラメンコ協会新人公演にて奨励賞受賞。2018年 II MUESTRA DE BAILE Japón y El FLAMENCO グラナダでの2公演にソロ舞踊手として出演。国内では滝沢恵氏、影山奈緒子氏、福山奈穂美氏に師事。スペインセビージャのfundación flamenco Cristina heerenにてMilagros Menjíbar ,Javier Barón, El Choroなどに学ぶほか、Ramon Martínez,Claudia Cruz,Andrés Peñaなどに師事。

TOP